和尚さんの水飴

老後の前のハッピーアワー

娘の部屋探し

独り暮らしをしたいと言っている下の娘ですが、なかなか希望する物件が見つかりません。いろいろと賃貸物件を検索しても、掘り出し物はありません。利便性や治安の良さを優先させればそれなりの値段になってしまいます。逆に周辺の相場よりも安いものは曰く…

会社の向かう先

今年度から導入された新人事制度と組織改革。“課”を構成する必要最小人数が定められたため、それを下回る課は統合され、それまで課長だった者は“自動的に”一般社員に降格となります。全社でどれほどの降格者が出たのかは分かりません。いずれにせよ、管理職…

モラルの問題

私の勤め先では、コロナ禍の最中に在宅勤務制度が始まり、しばらくして漸く業務用のパソコンを持ち帰れるようになりました。 コロナ禍が落ち着き、出社率が上がるのに伴い、通勤途中のパソコンの破損や紛失が目立つようになりました。具体的な件数は詳らかに…

払い込み満了

独身時代の私はお金のことには無頓着でした。毎月の給料から奨学金を返済したら、あとは自分のお小遣い。翌月の給料日までにはほとんどお金を使い切っていました。 妻と結婚することが決まり、お互いの銀行通帳を見せ合った時、妻の口から小さな悲鳴が洩れた…

課長交代

六月末で退職する課長の後任が先週着任しました。私は彼とは仕事で関わったことがないので、変な先入観は持たないようにするつもりでしたが、なんとも毀誉褒貶の多い人物で、方々からお悔やみメールが届いています。 最初のグループ内の打ち合わせで、その片…

心の有り様

過去の苦い経験がフラッシュバックすると、たとえ楽しく過ごしていても途端に不快な気分になってしまうことがあります。 自分の意思とは関係なしにつらい思い出が頭を過るのは、それらがまだ自分の中で消化しきれていないためなのでしょう。 以前の記事でも…

義兄の暴走(2)

寄進 十年ほど前に義母が亡くなった後、妻の兄弟姉妹は遺産相続で揉めました。空き家となった実家と預貯金。義兄は実家を処分することに大反対で、自分が実家を管理することと、管理費分として現金を多めに相続することを主張。兄弟姉妹の間での長い話し合い…

義兄の暴走(1)

妻の悩み 今年は家族四人にとって最高の年になると思っていましたが、一年を通じて何のトラブルもなく平穏に過ぎていくことなど期待しない方が良いのかもしれません。 自分自身の悩みではなくとも、親兄弟のいざこざに巻き込まれて自分の悩み事になってしま…

身の丈に合った生活

スーパーなどで買い物をしていると、物価上昇を嫌でも実感します。 コロナ禍以降、食材や日用品に関しては、近所のスーパーへの買い出しと大手スーパーの宅配サービスを利用するのが定着しましたが、それぞれの品目の単価を記録しています。 半年前、一年前…

芳しくないキャリア採用

娘たちの転職観 先日、下の娘と若手社員の流出の話になりました。入社二年目の彼女は、今はまだ真剣に転職を考えているわけではなさそうですが、それでも転職サイトへの登録は済ませていて、キャリア採用の会社説明会にも足を運んでいます。チャンスがあれば…

料理の喜び

抗がん剤の投与を開始した当初、妻は吐き気や倦怠感のために食事もままならず、また、味覚障害にも悩まされていました。 私は妻が美味しいと感じる食事を食べさせたくて試行錯誤しましたが、消化が良く塩分控えめな食事として、カツオや昆布で出汁を引いた「…

ペンキ塗り立て

入梅前のこの時期、毎年ウッドデッキのペンキ塗りをするのですが、担当は私と下の娘です。普段、何かお願いごとをしても二つ返事で応じるようなことのない娘ですが、ペンキ塗りは別のようです。 古いペンキをやすり掛けしてはがした後にペンキの二度塗りをす…

自分時間

以前の記事で、働くことは自分の時間を切り売りしていることだと書きました。切り売りした時間の単価が上がっても、やりがいや張り合いが伴わない仕事は喜びではなく虚しさしか残しません。 lambamirstan.hatenablog.com 自分のために使える「自分時間」が増…

母乳と粉ミルク

連休中に家族で衣類の断捨離をしていた際に、娘たちが赤ん坊の頃の服(段ボール箱一つ分)を処分しました。生後から一年くらいの間に使っていたものですが、生まれたばかりの子どもの成長は驚くほど早く、すぐにサイズが合わなくなったため、衣類の状態はそ…

課長の退職

退職代行サービスというのが人気で、連休明けから利用が急増しているというニュースを新聞で読みました。 私の勤め先では、まだ退職代行を利用して辞めていった社員がいるとは聞いていませんが、それも時間の問題なのでしょう。退職に伴う手続きや諸々の煩わ…

連休最終日のショッピング

連休が終わり通常の生活に戻りました。私の勤め先は、全社一斉の夏休みはありませんので、次の大型連休は年末まで待つこととなります。 そんなこともあり、ゴールデンウィークは一年の折り返しのようなもので、私の中では“今年もあと半分”といった気分になり…

連休半ば

今年のゴールデンウィークはどこか遠出でもしようかと考えていた私でしたが、娘たちは、人でごった返している行楽地へ足を運ぶよりもちょっと贅沢な家飲みにお金をかけたいと言い、結局、二人の意見に流された形になりました。 もっとも、家族旅行にしても家…

集中力の邪魔

新年度になって一か月が過ぎようとしています。 在宅勤務の日数が制限されたため、私は週三日出社するようになったのですが、これまであまり気にしなかった職場の雑音に悩まされています。 コロナ禍の間に、会社が事務所の縮小とフリーアドレス化を推し進め…

幸福序論

自棄酒とガス抜き せっかくゴールデンウィークが始まるというのに、下の娘は上司とやりあったらしく、ひどく落ち込んで帰っていました。 一年間努力して、自分では十分な成果を上げたと思っていても、上司がどう評価するかは別の話です。そんな当たり前のこ…

小遣い使途

大概の支払いはキャッシュレスで行なえるようになったため、流行に疎い私ですら、普段の買い物で現金を使うことはあまりなくなりました。自分の財布に何かあった時のために一万円札を一枚入れてありますが、それに手を付けることはありません。 以前は袋分け…

目標不在

新入社員 来週から私の部署に新入社員が配属になります。通常、新入社員に仕事を教えるのはすぐ上の先輩社員と相場は決まっていますが、我が部の場合、三十代半ばの中堅社員が“すぐ上”の先輩、対する新人は女性とあって、部長や課長が心配しているという話が…

働きにくさ

前回の記事で触れたとおり、私の職場はコロナ禍以前の勤務形態に戻りつつあります。在宅勤務日数の制限もさることながら、執務室の人口密度上昇で以前よりも働きにくい職場になってしまったのではないでしょうか。 物理的な職場環境の悪化や働き方の不自由さ…

働き方改悪

新年度より就業規則が改定となり、在宅勤務は週二日までに制限されました。コロナ禍において導入された在宅勤務。社員の間では評判が良かったはずなのですが、会社が気に食わなければ、社員にとってどんなに良い制度も取り上げられてしまうのだと分かりまし…

欠員補充

新年度を迎えて一週間が経とうとしています。私の部署には新入社員一名が配属されることになっており、新人研修を終えてゴールデンウィーク前には欠員の穴が一つ埋まることになりますが、それで部署の仕事が俄かに楽になるわけではありません。 新入社員を受…

再雇用嘱託の退職

使い勝手 来週から新年度というタイミングで三月の人事異動の追加発令が公表されました。追加されたのは両手で余るほどの自己都合退職者。その半分は定年退職後に再雇用された嘱託社員でした。 六十歳の定年後、本人が希望すれば五年間は嘱託として働ける制…

春先

春先のこの時期、私にはあまり良い思い出がありません。数年前の今頃、数十年前の今頃、自分が何をしていたか頭を過ることがありますが、それらは大概不快な記憶です。失恋の痛手、受験の失敗、メンタル不調 - 。同じ時期の良い思い出を探そうと思えばいくら…

母の長話

年に一回、高齢の母親に認知症の検査を受けさせるようにしています。 本人は、「ボケ老人扱いするな」と言うこともあれば、「いよいよボケてきたのかもしれない」と弱音を吐くこともあります。自分の都合の悪い時はボケたふりをしているのかもしれません。 …

折り合い

キャリアのために 以前、ある中堅社員が、育児休業を取得した後に自分の評価が大きく下がったと嘆いていました。それは今まで順風満帆で、同期の中でも出世頭だった彼のプライドを大きく傷つけました。 結局、彼は転職して会社を去って行きました。最後の会…

休職期間満了

以前の記事で触れた休職中の同僚が、休職期間満了となり退職します。 lambamirstan.hatenablog.com 先週送られてきた彼からのメールには、今月末で退職することと、私からの返信は無用であると書かれていました。二年近く続いた彼とのメールのやり取りは、あ…

謝罪と勝ち負け

「謝って済むなら警察は要らない」という言葉は、私たちの文化に根付いています。確かに、多くの場合、謝罪は問題を解決する第一歩です。しかし、最近の社内を見渡すと、謝罪を「勝ち負け」の一環として捉えられ、頭を下げることを拒む社員が増えているよう…