生活

中傷のための中傷、批判のための批判

拒絶か、理解か 自分の考えにケチをつけられて気分が良い人はいないはずです。親切心から良かれと思ってアドバイスされたことでさえ、言い方、受け止め方によっては気分を害したり、修復不可能なほどに人間関係を壊してしまったりすることだってあります。悪…

感情の源泉 (2)

感情と向き合う時間の必要性 今の職場に不満は無いと言う人は別として、何等かの不満を覚えて、感情を抑えながら仕事をしている人は、日々の仕事に流されずに、忙しく、心に余裕の無い時こそ、自分の感情と向き合う時間を設けるべきだと思います。怒り、疲労…

感情の源泉 (1)

冷静な振り 自分の周囲を眺めてみると、感情表現豊かで分かりやすい人もいれば、何を考えているのか全く理解できない人もいます。突然怒り出し、何が原因なのか見当もつかない厄介な人もいます。 自分の外に向かって当たり散らしたり、周囲の人々を振り回し…

衰えと成長

鏡の中の自分 私が中学生の頃でした。母親が洗面所の鏡の前に佇み、頭の生え際を指でなぞりながらため息を吐いていました。当時、母は40に差し掛かったばかりでしたが、白髪が気になるようでした。 その頃は、自分もそのくらいの年齢になれば白髪が生えてく…

1万時間の壁

下積みに必要な時間 もう10年近く昔の話ですが、仕事でのストレス解消に何か新しい趣味を始めようと考えていた時期がありました。当時北米に駐在中だった私は、人から勧められてゴルフを始めていましたが、どうも性に合わず、上達もしませんでした。やはり、…

夫婦の生活は連帯責任 (2)

結婚後のお金のやりくり 結婚後に形成した財産は夫婦共有のものです。共働きでそれぞれの収入に差があったとしても、あるいは、夫婦のいずれかが専業主婦/主夫であっても同じです。夫婦は協力して生活を営むと言うことが前提となっているからであって、家庭…

夫婦の生活は連帯責任 (1)

家計の管理と夫婦の価値観 独り暮らしであろうと家族持ちであろうと、お金の管理を疎かにすると生活が破綻してしまうことは言うまでもないことです。 高収入が得られる会社に就職できても、リストラの憂き目に遭ったり、会社が倒産してしまう可能性だってあ…

夏休みの引きこもりプラン

Go To トラベルキャンペーンのジレンマ Go To トラベルキャンペーンは、コロナ禍によって大打撃を受けた旅行業界や観光事業の復興に向けて計画されたもので、当初は新型コロナが沈静化した後に開始される予定のはずでした(と私は理解していました)。 新型…

自分物語のラストシーン

埃を被ったエンディングノート 今年の初め、妻と私は自分たちのエンディングノートを作ることにしました。 (エンディングノート) その後、なかなか取り掛かれず、コロナ禍の中、足元の生活を考える方に気を取られ、いつの間にかエンディングノートはリビング…

親の思いと子の気持ち

親の背中 私たちの長女は、今年就職しました。自宅通勤なので、親の目から見ても、朝早めに起きる以外は学生時代とあまり変わりません。次女は大学2年生。今年はコロナ禍のため、まだ一度も大学へは行かず、オンラインで講義を受ける毎日です。 妻は、先月半…

使うお金のメリハリ

これからの時代の借金 いつの時代も、「一寸先は闇」なのは変わり無いのでしょうが、特に今年ほど ‐ まだ折り返し地点を過ぎたばかりですが ‐ その言葉を強く感じたことはありません。私が就職してからの約30年も山あり谷ありでしたが、今年は、コロナ禍によ…

人種差別デモ 何のための抗議なのか

略奪でガス抜き? 米国ミネソタ州の人種差別デモをしばらくチェックしていたのですが、ここ数日あまり大きく取り上げられることが無くなりました。 今回の発火点はミネアポリス市でしたが、抗議活動は全米の主要都市に飛び火しました。メディア等のニュース…

ニューノーマルが崩れていく

緊急事態解除後の緩み 私の勤め先では、まだ在宅勤務が続いているのですが、これまでの「不要不急の出社は控える」というものから、「自宅でできる仕事がある場合には、在宅勤務を推奨する」と一歩後退しています。 今週は事務所内の引っ越しがあったため、…

本心はどこにある? (2)

独りの世界 思考実験と言うほど大袈裟なものではありませんが、野中の一軒家で独り暮らしをすることを空想してみます。 食料を始め、生きて行く上で必要な物は全て整っています。何か買い物がしたければ、通販で手に入れられます。訪れる客はいません。他者…

本心はどこにある? (1)

自分のものさし 前回の記事の最後で、自分にとって必要か否かの判断は、自分の胸に聞くべきということを書きました。 lambamirstan.hatenablog.com 世間体と虚栄心の共通しているところは、周囲の人々の目に対する意識と言う点です。他者が自分をどのように…

虚飾と本心

気になる他人の目 ほとんどの人は、多少の差こそあれ、他人の目を気にしながら生きているのではないでしょうか。出かける時に、「今日は何を着て行こうか?」と悩むのも、自分にあった服を着たいという気持ちもあるのでしょうが、それ以上に、誰かに見られて…

当たり前のことに感謝 (2)

「当然」な存在 自分にとって大切な人を「空気のような存在」などと言うことがあります。いつも自分の傍にいてくれて、困った時に頼りになる存在。いなくなって初めて大切さが分かる存在。そんな、“いるのが当然”の存在は、普段は文字どおり空気のように意識…

当たり前のことに感謝 (1)

人によって全く異なる“当然” “当然”と言う言葉。「これくらいは、できて当然」、「そんなもの、言われなくてもやるのが当然」等々。当然のことをした方としては、いちいち相手からのお礼を期待しているわけではないのでしょうが、それでも、「やって当然」と…

コミュニケーションツールは変われども

やりっ放しは責任逃れ 我が家の大学生の娘、現在アルバイトで学習塾の講師をしております。高校時代は、人に指図されることを最も嫌い、学校の先生や親のアドバイスは一切聞き入れませんでした。それが、今や“教え魔”に変身してしまいました。毎日夜遅くまで…

生きたお金の使い道

生きるために働く 生まれてこの方お金に苦労したことが無いと言う人は、ある意味幸運です。何をするにもお金が必要な世の中、毎日生きて行く上でお金のことが頭から離れることはありません。“ある意味幸運”と書いたのは、お金に不自由していなくても、それで…

現実と作り物

誹謗中傷の凶暴性 女子プロレスラーの木村花さんがお亡くなりになったニュースは皆さんご存じのことと思います。テレビのリアリティー番組での言動をめぐり、SNSで毎日のように誹謗中傷を受けてきて、それを苦にしての自死とも言われています。 どんなに強靭…

自分のための時間

妻の悩み 新型コロナ騒動に伴う緊急事態宣言が出されて以来、妻は自宅待機となっていました。妻の仕事は在宅でできるものでは無いため、家にいてもやることがありません。有り余る時間で、読書やビデオ鑑賞、マスク作り、おやつ作りなど、在宅生活を満喫して…

お金の重さ 善意の重さ

給付金の有難み 新型コロナ感染症対策の一環として、特別給付金の申請が始まりました。諸手続きに伴う混乱はあるようですが、家計への支援が始まったことは嬉しいニュースです。このほか、個人事業者のための持続化給付金や学生向けの支援給付金も創設されま…

新しい生き方を楽しむには

普通が普通で無くなる 前回の記事で、新しい生活様式を受け入れた「新しい生き方」を考える必要があると書きました。 lambamirstan.hatenablog.com 長年親しんできた生活様式を半ば強制的に変えさせられるとなると、それに強い抵抗感を抱く人々がいてもおか…

新しい生活様式と生き方

ポストCOVID-19への期待と不安 依然緊急事態宣言下での生活が続いていますが、首都圏でも週明けには宣言解除の判断が下されるようです。私の部署ではビデオ会議システムを使って毎朝定期連絡を行っていますが、部員からは、半分冗談、半分本気で、出社したく…

支配される心 (2)

胸の底の滓 現実世界では、誰でも自分の思いどおりにならないことがあります。仕事や生活の中で生じた“思い通りにならないこと”は、ひとつひとつが些細なストレスであっても、放置しておくと胸の底に滓のように沈殿していきます。沈殿した滓は心を支配します…

支配される心 (1)

ハッピードライバー 先月、外出自粛が続く中、大学2年生の娘が外泊すると言い出しました。ゴールデンウィークに計画していた旅行をキャンセルする代わりに、他県に住んでいる友人宅に親しい仲間6人で集まるというのです。その友人が自分の車で5人の友人をピ…

不寛容な世の中で (2)

処罰感情の暴走 部下へのパワハラにより、上司が関連会社に出向させられました。しかし、社内でさらなる厳罰を求める署名活動が始まり、また、パワハラの当事者であることを言いふらされたため、その上司は会社に居づらくなり退職しました。 lambamirstan.ha…

不寛容な世の中で (1)

言動への厳しい目 人間、生きていれば、“うっかり”失言してしまったり、思わず感情的になって暴言を吐いてしまったりというのはよくあることです。また、行き過ぎた言動で知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまったということもままあります。 かつて、会…

差別と非難と社会的制裁

病気に対する差別 新型肺炎の感染者のみならず、その家族や治療に当たっている医療関係者まで、差別や中傷の対象となっている ‐ そんな話がメディアで報じられています。これがどの程度深刻な状態まで進んでいるのか、ニュースを鵜呑みにすべきではありませ…