2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
チャンスと悩み 連休前日の今日、私とペアを組んでいる若手社員と昼食を共にしました。彼はこのゴールデンウィークに婚約者を両親に会わせるために帰省する予定。先日その話を聞かされた私は、モニター越しの綻んだ顔を見て幸せを分けてもらった気がしました…
自分のミッション 我が家のリビングの片隅に、妻が物書きやちょっとした作業をするためのカウンターがあります。カウンターの端には妻と私の書きかけのエンディングノートが埃を被っています。 自分たちの最期をどのように迎えたいか – 当時の妻と私はそれぞ…
気の抜けない休み まだ毎日会社に通っていた頃、通勤電車の中の私はメールのチェックや書類の確認に時間を割いていました。若い頃は電車に揺られながらの読書が貴重な息抜きでしたが、そんな息抜きの時間も仕事に奪われていました。 当時の私はいつも焦燥感…
休職中 以前の記事で触れましたが、私の部署には休職中の同僚がいます。彼は奥さんと離婚した後、しばらくは世帯者用の社宅に住んでいましたが、そこも退去させられ、今は実家近くのアパートで独り暮らしをしています。彼がどうしているのかを知っているのは…
連休前の気がかり 間もなくゴールデンウィークが始まります。私がまだ管理職だった頃は、家族サービスの傍ら、部下との期末面談のフィードバックを準備したり人事考課の素案を作ったりと、大型連休をフルで楽しむのは無理な話でした。それが、一昨年からは、…
企業価値と行動指針 日本語だと迫力に欠けることを、さも重要そうに見せようとする際に外来語への言い換えを使うことがあります。社内で最近流行っている言葉は「エンゲージメント」です。その言葉自体に斬新さがあるわけではありませんが、誰かが使い出すと…
必要悪 今のように裏方的な仕事に専念するようになってから、私は仕事上のストレスをほとんど感じなくなりました。 以前の私にとって何が煩わしかったかと言えば、社内での“根回し”でした。案件を通すための会議があれば、議場で横槍を入れてきそうな役員や…
管理職のただ働き 私が管理職を降りる少し前のことです。幹部会で人事部長が全社の上半期の残業時間を発表しました。配布された資料から、ほとんどの部門の残業時間が減少傾向にあることは一目瞭然でしたが、ある管理職から文句がつきました。一般社員の残業…
意欲的な社員 コロナ禍以前、労働組合からの強い要望により、会社は在宅勤務制度導入の検討を始めたものの、とりわけ人事部は、リモートワークでは上司が部下の勤怠管理を行なえないことを理由に、頑なな態度を崩しませんでした。 もし、コロナ禍がなかった…
意識調査 毎年、社員を対象とした意識調査なるものがあります。質問項目は多少の違いがあるものの、仕事、職場環境、上司との関係や経営陣の判断等に対して、五段階でそれぞれの満足度を答えて、理由を記す内容になっています。 意識調査の結果は、部長以上…
lambamirstan.hatenablog.com 逃げ場としての睡眠 私の体内時計は、毎朝決まった時間に自然と目覚めるようにセットされているようです。目覚まし時計を枕元に置いてはいますが、この何年間かそのお世話になったことがありません。 最近は寒さが和らぎ、寝床…