新しい生活様式と生き方

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ポストCOVID-19への期待と不安

依然緊急事態宣言下での生活が続いていますが、首都圏でも週明けには宣言解除の判断が下されるようです。私の部署ではビデオ会議システムを使って毎朝定期連絡を行っていますが、部員からは、半分冗談、半分本気で、出社したくないという声が聞こえてきています。

 

通勤電車や事務所内で人が密集すれば、当然のことながら感染する可能性が高まります。どんなに万全の予防を行ったとしても、感染リスクをゼロにすることは出来ません。出社が再開され、そのような不安を感じながらの生活に戻ることを歓迎する者はいません。それに加え、在宅勤務でも十分仕事を行えることが証明できた以上、社員が一同に会すること自体に疑問を持つ者も出てきています。

 

私としても、在宅勤務は肉体的・精神的に非常に楽であること、時間的な余裕を家族のために使えることから、このまま在宅勤務が新しいワークスタイルとして定着しないものかと期待しているところです。

 

時間的なゆとりを感じる一方で、気にかかるのはお金のことです。今後の生活や長期的なプランでは収入減を織り込んでおかなければなりません。私はとりあえず60歳までは働ける(クビにならない)と思っていますが、妻は契約社員のため、給料が減るどころか仕事そのものが無くなってしまうのではと気を揉んでいます。

 

新しい生活様式

以前、ポスト新型コロナの生活について2回に分けてお伝えしました。

lambamirstan.hatenablog.com

 

lambamirstan.hatenablog.com

 

その直後に厚労省は「新しい生活様式」の実践例を公表しました。

www.mhlw.go.jp

 

厚労省は「新しい生活様式」の実践例として、「個人としての感染対策」、「日常の基本的生活様式」、「様々場面での生活様式」、「新しいワークスタイル」を例示しています。

 

マスク、手洗い、うがいといった個人としての感染対策を日常生活の基本とすることに加え、密閉・密集・密接の回避を基本的生活様式とするよう呼びかけています。また、買い物や外食、スポーツ観戦などいくつかの場面で実践すべき事柄を挙げています。そして最後に、新しい働き方として、テレワークやオンラインでの会議の励行等3密を回避する仕事の進め方を示しています。

 

このような生活様式が我々のこれからの日常になると言うことを覚えておかなければなりません。

 

新しい生き方を模索する

この数か月で世界は変わってしまいました。衛生観念やソーシャルディスタンス、密閉・密集・密接を避けるという、感染予防の徹底が当たり前の世の中。もう後戻りはできないと思います。

 

後戻りできないとなると、これら新しい生活様式を受け入れた“新しい生き方”を考える必要があります。

 

私は会社員なので、これまで平日は、通勤も含め会社のために割く時間の方が長く、一日の活動は仕事が中心でした。ところが、在宅勤務によって働き方が変わりました。まず、全社的に無駄な会議が少なくなり、1回の会議も最長1時間としたため、余計な資料作りが減り実務に割ける時間が増えました。その結果、部全体としてもほとんど残業無しで業務を進めることができ、プライベートな時間が増えました。今後、“完全”在宅勤務とならずとも、ローテーションでの在宅勤務が認められるだけでも働き方は大きく変わります。

 

かつて、これほど長い期間家族と家で一緒にいたことはありませんでしたが、家族4人で家事を分担し、朝・昼・晩と三食を共にしていると、やはり、生活の中心は家族であるべきだと実感しました。それにしても、家族との時間を充実させられるということは、新しい働き方では無く、本来あるべき姿に戻ったと言う方がふさわしい気がします。

 

その一方で、ささやかなぜいたくや楽しみのほとんどは、3密回避のために断念しました。新型肺炎騒動で、予定していた旅行や家族の誕生祝の外食をキャンセルしました。これは止むを得ません。その代わりに、昔旅行に行った時のビデオを見ながら夕食を摂ったりして、フラストレーションが溜まらないような工夫をしています。

 

在宅勤務による肉体的・精神的なゆとり、時間的な余裕。新しい生活様式での活動範囲の制限。“ゆとり・余裕”と“制限”をどのように受け入れ新しい生き方に取り込んでいくのかが、これからの課題だと思っています。他方、今後懸念されるのは景気の悪化です。自分の仕事、収入、そして蓄え。そのような不安と向き合い、受け入れることも新しい生き方の別の側面なのだと思います。

 

このあたりのことは、別の機会に記事にできればと思っていますが、お金の不安を払拭するには、貯蓄や投資よりも、日々のお金の使い方が大切だと考えます。もちろん、貯蓄・投資も大切なことですが、今すぐに始めてもすぐには効果が見えません。その点、お金の使い方の工夫、すなわち節約はすぐに効果を実感できます。

 

税金や社会保険料が今後どの程度増えていくのかは予想不可能ですが、それ以外の固定費・流動費のやりくりを考えることは出来ます。我が家でも、この3か月の家計簿を点検し、さらなる筋肉質な家計を目指して検討しているところです。