新しい生き方を楽しむには

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普通が普通で無くなる

前回の記事で、新しい生活様式を受け入れた「新しい生き方」を考える必要があると書きました。

lambamirstan.hatenablog.com

 

長年親しんできた生活様式を半ば強制的に変えさせられるとなると、それに強い抵抗感を抱く人々がいてもおかしくありません。強制されることに私たちは強い抵抗感を覚えます。

 

従って、新しい生活様式は“自発的に”取り入れる必要があると思います。自分が感染しないため、そして、誰かに感染させないため、というはっきりした目的があれば、新しい生活様式は案外すんなりと日常生活に取り入れられるはずです。

 

新しい生活様式の中でハードルが高いと考えられるものは、外出時の行動です。いわゆる3密(密閉・密集・密接)を避けるため、これまで普通に行っていたことを断念せざるを得ない場面が増えることは確実です。普通のことが普通で無くなるのです。

 

スポーツ競技場、美術館、アミューズメントパーク、映画館などは、3密を避けるために観客や来場者の数を制限することになるでしょう。誰でも好きな時に行けないとなると、観戦や見学に訪れる機会は少なくなります。

 

また、外食産業も3密を避けようとすると1日で扱える客数も制限されるため、これまで薄利多売で凌いできた店は淘汰され、少ない客数でも商売が成り立つように料金体系を見直した店や、高級志向の店が生き残るのではないでしょうか。その結果、一般の人々にとって外食はとても贅沢なことになるのではないかと思います。

 

外での活動に一定の制限が加わることになると「家」の役割がますます重要になってきます。在宅勤務が増えることによる「家の役割」の重要性については、以前別の記事で触れました。

lambamirstan.hatenablog.com

 

しかし、これから書くことは、外出機会の喪失を補填するための話です。また、外出機会が少なくなるということは、家族が顔を合わせる時間が増えることになるため、家族の在り方の見直しも必要になってきます。

 

在宅エンターテインメントの充実

お金を払って入場する施設は総じて料金が値上げされるでしょう。この手の商売では、今後、3密回避のために施設のキャパシティーを十分に活用できなくなるわけですから、ターゲットをコアなファンに絞り込むことによって活路を見出すしか無いのではと思います。

 

それほど“コア”な趣味を持たない人々にとっては、どこかに出かけるにしても、行く先々で今までよりお金が余計かかるのであれば、外出の頻度そのものが減り、その分、家の中での楽しみをいかに充実させるかということに意識が向かうことになります。

 

この点、私たちが在宅での楽しみを何とかして見出す努力をする必要はあまりないかもしれません。このような隙間のニーズを埋めるようとする企業が必ず出てくるからです。

 

すでに、映画などは、比較的新しい作品も動画配信サービスで楽しめるようになっています。映画ファンが映画館に駆けつけるのは、最新の作品をいち早く楽しむためだったり、大画面・高音質で映画を楽しむためだったりと、いくつか理由があると思います。

 

例えば、これが、スクリーンのサイズや音質にはあまりこだわらない。新しい作品が見られればいい、という顧客層が多いのであれば、動画配信サービスでプレミアム料金を取って最新作品を配信すれば、映画会社としてもある程度の収益確保ができるはずです。わざわざ映画館へ足を運ばずに映画を楽しみたいという人は、ある程度の上乗せ料金は受け入れ可能でしょう。

 

美術館や博物館も、3密回避のために完全予約制を導入すると、来場者数が限られてしまいます。この場合、最新の展示物をVRで楽しめるようなサービスを開始すれば、人混みを避けたい、ゆっくり館内を見て回りたいという人々のニーズに応えることができるはずです。

 

VR技術が進めば、スポーツ観戦やアーティストのライブなども、あたかも場内で観戦しているような臨場感を得られるようになるでしょうし、旅行もこれからはVRで楽しむことだってあり得ないことではありません。親しい仲間と“オンライン旅行”、などというのも近い将来流行るかもしれません。

 

家族との時間を持て余さないために

「家に居づらいので」と言う理由で出社している者がいます。在宅勤務中、仕事の邪魔だと言って奥さんと子供を外に追い出す者もいます。私の勤め先の社員です。

 

私の部にも小さい子供を抱えた社員がいますが、オンラインの会議には出席しなくて良いと伝えてあります。家族より仕事が優先などと言うことはありませんし、在宅勤務で仕事と家族の面倒の両立が難しいときには、躊躇なく家族を選ぶようにしてもらいたいと思っています。

 

これまで仕事で忙しく、あまり家族との時間が取れなかったという方の中には、これだけ在宅勤務が長引くと、家族といることを退屈に感じる人もいるのではないでしょうか。やることがなかったり、毎日の行動がマンネリになってしまうと生活がつまらなくなってしまいます。

 

我が家では、家族4人で家事を分担していますが、不公平にならないよう心掛けています。基本、在宅勤務では残業はしないので、私の場合、朝8時から午後4時半まで働いてその日の仕事は終わりです。朝は4時に起きて1時間ほどウォーキングをした後、洗濯をします。洗濯機が回っている間に家族よりも一足早く朝食を済ませます。家族は6時から6時半位にそれぞれ起きて来て朝食を摂ります。そう、我が家の朝食は各自バラバラです。

 

7時過ぎから掃除タイムです。私は掃除機掛け。妻と娘は雑巾掛けや風呂・トイレ掃除、外清掃をそれぞれ行います。家族全員で掃除をすると30分ほどで片付いてしまいます。

 

昼食は妻と娘、夕食は私が担当して作ります。毎日の夕食作りが私のストレス解消になっています。買い物は週2回、火曜日と土曜日に、家族のうち2人で行くことにしています。

 

家事は家族全員参加が基本です。在宅勤務で一日中家にいるのであれば、自分の担当する家事を何か決めておいて、それをしっかり行うことで、貢献度をしっかりアピールしておくことが家内平和の秘訣(?)だと思います。