和尚さんの水飴

老後の前のハッピーアワー

短い家族旅行

仕事納め

年内の仕事が片付いたので、二十八日の仕事納めの日は有給休暇を取りました。上司からは、納会の参加者が少ないので顔を出してくれないかと頼まれましたが、それを丁重に断って、妻と二人、家でのんびりと家族の納会を行ないました。

 

今年は、コロナ禍の影響でしばらく中止となっていた納会が復活しましたが、ふたを開けてみれば、若手社員はほとんど参加していない模様です。かつて若手社員の数が多かった時代ならいざ知らず、最終勤務日に酒盛りの買い出し要員になることが分かっていて、喜んで出社する者などいるはずもありません。

 

忘年会も納会も、これからは会社行事ではなく、気の置けない者同士の楽しみになっていくのかもしれません。

 

家族旅行

仕事納めの翌日から一泊二日の短い家族旅行に出かけました。当初はゆっくりと温泉を楽しむだけの旅行にするつもりでしたが、目と鼻の先の「ぶどうの丘」でワインのテイスティングが出来ると知って、温泉に浸るよりもワイン漬けになる方を選んだ家族でした。

 

ワインの貯蔵庫(ワイン・カーヴ)では、入場料を払えば、テイスティングし放題(飲み放題?)とのこと。娘たちと試飲を楽しむ妻を見ていて、私は妻の体調を考えて短い行程にしたことを少しばかり後悔しました。

 

もちろん、病気療養は大事ですが、それよりも、楽しめる時に楽しむことの方が大切なのではないかと、ほろ酔いの頭で真面目に考える自分がいました。

 

旅館では、夕食の後、部屋に戻り買い込んだワインで宴会の続きをしましたが、私の心配をよそに、旅行中一番元気だったのは妻でした。

 

来年はワイナリー巡りに再訪することを妻と娘たちが勝手に決めていました。旅行のプランと費用は私持ちだそうです。