秋刀魚と鰤
ここ数年、秋刀魚が高級魚になってしまって、口にすることがなくなりました。今年は、スーパーに出回っている秋刀魚もだいぶ手頃な値段になりましたが、それでも値段の割りに身が細くて、まだ様子見です。代わりに我が家の食卓によく登場するのは鰤になりました。
鰤はそのまま塩焼きにして大根おろしで食べるのも良し、照り焼きにしても良しと、私にとっては飽きない食材ですが、妻や娘たちは鰤の“臭み”が苦手のようだったので、調理の際に血合いを丁寧に取り除き、振り塩をして水分をふき取ると格段に食べやすくなることを学びました。これからの季節は鰤大根もお勧めです。
暦は十一月に変わりましたが、冬の料理の出番はまだ少し先のようです。例年ならもう何回か鍋料理をしていてもおかしくない時期ですが、今年はまだ鍋が恋しくなるほどに気温が下がりません。いつも一緒に買い物に行く下の娘に水を向けても「まだいい」とそっけない返事が返ってきます。
甘味処で家内安全
今日から始まる三連休は夏日が予想されているみたいです。我が家は、この時期恒例となった、家内安全のお札を買いに行くことになっています。
もっとも、今ではそれは言い訳になっていて、お札を買った後に神社からの帰り道にある甘味処に立ち寄る方が目的になってしまいました。
妻がそこのかき氷を“絶賛”したため、下の娘がついてくるようになり、今年は上の娘も一緒に行くと言い出しています。大人四人で休日に甘味処を目指すとはなんとも気恥ずかしいことですが、これも家内安全のためだと考えることにしました。