ステイホームの楽しみ方

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在宅拒否症

今週、やむを得ない用務で1日だけ出社しました。私の勤め先ではすでに全社員に対して在宅勤務の指示が出ているので、“不要不急”の出社は禁じられているはずなのですが、会社で仕事をしている社員が意外に多かったのに驚かされました。

 

ゴールデンウィーク明けには決算発表を控えているため、経理部門の社員が出社しているのは気の毒ですが致し方ないとは思います。他方、私の所属する海外事業部門は出社しなければならない仕事はほとんど無いはず。

 

ところが、私が会社に顔を出すと、別の部署の若手が一人黙々と仕事をしていたので、気になって声をかけてみました。彼は入社3年目の独身。住んでいる単身寮にいても落ち着かないので、会社に出ているのだとか。上司はそのことを知らないようでした。

 

ゴールデンウィーク前後のこの時期、気がかりなのは社員の出社拒否症です。季節の変わり目、異動のシーズン。環境や業務が変わると、それにうまく馴染めずに休みがちになる社員が毎年何人か出てきます。自分の部下がそうならないように気を揉むのが常なのですが、“在宅拒否症”など聞いたことがありません。

 

私の部署にも、これから先のことを考えて不安を口にする若手がいます。真面目な若者ほど、仕事や自身の将来に不安を感じているのだと思いました。私の部下の場合は、在宅勤務の合間の“雑談タイム”で日々思っていることを打ち明けてもらっています。私ができるアドバイスなど然程役に立つとは思いませんが、聞き役がいるだけでも気分が和らぐのではないかと勝手に考えています。

 

件の出社していた若手社員には、余計なお世話と知りながら帰宅するよう促しました。幸いにして、私の勤め先ではまだ新型肺炎の感染者は出ていません。しかし、ここ数日の感染者数の増加と、感染経路不明の数の多さから、細心の注意を払い人混みを避けたとしてもどこで感染するとも限りません。今は“出社しないこと”が仕事であることを理解してもらいました。

 

じっとしているのが最大の貢献

今この記事を書いている部屋から窓の外に目を向けると、雲一つ無い空が広がっています。思わず外に出たくなってしまう、そんな陽気です。天気の良い休日は外で体を動かすことが習慣の方もいるでしょう。また、子供に日頃から外で遊ぶように言っている親御さんもいるでしょう。街ブラするだけでも楽しそうです。大きな繁華街が実質的に閉鎖されれば、息抜きを求める人々は地元の商店街や近所の公園に繰り出します。こんな良い季節に、“外に出るな”というのは酷な話です。

  

ニュースなどで、潮干狩りをする人々や、公園の芝生の上でピクニック気分を満喫する家族、ジョギングを楽しむ人々の映像をご覧になった方も多いと思います。私も、買い物帰りに通る児童公園で、数組の親子が遊んでいるのを見かけましたが、ほとんどマスクをしていません。これでは感染予防にはなりません。他者との“濃厚接触”さえ避けていれば新型肺炎に感染することはない、屋外の風通しの良い場所なら大丈夫、と楽観的に考えている人が多いようです。

 

しかし、風通しのいい屋外だからと言って感染しないとは言い切れません。とにかく人が集まるようなところは避ける、家でじっとしているのが今私たちのできる感染予防の最善の策なのです。

 

インドアライフの楽しみ方

間もなくゴールでウィークですが、今年に限っては“ステイホーム週間”です。在宅勤務開始以来、家族全員がほぼ終日家で過ごす毎日なので、我が家はすでにステイホームを実行していると言えます。

 

思えば、これまでのゴールデンウィークには、旅行など思い出作りをしてきました。今年も何か家族の思い出になるようなことはできないかと考えたのですが、家の中だけでは、やれることが限られてきます。そこで、今回は思い出作りを諦めました。

 

その代わりに、これまで取り貯めていた写真とビデオの整理をすることにしました。新婚当初から子供たちが小さい頃まではフィルムカメラを使っていたので、現像した写真はアルバムに保管しています。その後、デジカメ時代になってからは、フィルム代や現像代がかからないため、撮った写真の数が急に増えたのですが、小まめに整理できていませんでした。特に携帯電話で写真を撮るようになってからは、“撮りっ放し”のままです。ビデオも、“回しっ放し”で整理できていません。このような写真やビデオを連休中に整理しようと思っています。見始めると手が止まって作業が進まないかもしれません。

 

もう一つ、在宅勤務の毎週末に家中の物の断捨離を行ったのですが、これまで買ったのに読みそびれていた本や見そびれていた映画のDVDが意外に多いことに気づきました。段ボール箱に詰めて放置したまま今の家に引っ越してきたもので、十数年ぶりに箱を開封したところ、未読・未鑑賞の本やDVDが見つかりました。買ったことすら忘れていた私にとっては、何か得したような気分にさせてくれる品物です。これを連休中に楽しみたいと思っています。