和尚さんの水飴

老後の前のハッピーアワー

仕事・転職・定年

転職志願 やりがいを求めて

仕事とやりがい 介護休業が終わり仕事に復帰した私は、若手社員の教育係的な業務を行なうことになりました。休業前、私は上司に閑職への異動の希望を出していましたが、“適当な”受け入れ先が無いため、当面は元の部署で働くことになりそうです。 今、若手社…

仕事への復帰と気分の落ち込み

介護休業の終わり 来週の職場復帰を前に、会社から様子伺いの電話がありました。復帰先は元の部署。具体的な業務内容は別途連絡あり、とのこと。その直後に、私の元部下から電話が入りました。業務引継ぎを兼ねたオンラインの打ち合わせを早速始めたいと言う…

気楽に生きる

外面と内面 家から一歩外に出ると、誰でも外向きの顔になると思います。家族に見せる“素の”自分を、学校や会社で見せることはしません。 「裏表のない人」は誉め言葉なのでしょうが、それは、外向きとして演じている自分を、相手に関わらず使い分けないこと…

自分らしさを貫くには (2)

敵と味方しかいない世界 (2) 先輩社員のKさんとの関係に悩んでいたSさんは、相談相手のT君と信頼関係を深め、やがて二人は結婚することを決めました。両名からその話を聞かされた私は、結婚後の二人の配置転換を考えなければならないと思いました。 ところが…

自分らしさを貫くには (1)

自分は自分と言う考え方 肩肘張らずに自分らしく生きる – それ自体は人生の目的ではありませんが、私がいつも大切に思っている原則です。 子どもの時分、親や教師などから、ことあるごとに“かくあるべき”と言われ、それに対して、「自分はそうでは無い」、「…

言葉と気持ち

礼儀作法以前に 自分の思いを正しく相手に伝えることは、コミュニケーションが成立するための根本です。相手に対して感謝の気持ちがあっても黙っていては伝わりません。逆に美辞麗句を並べて感謝の言葉を伝えても、それが本心でなければ、すぐに相手に見透か…

他力本願な夢

語る夢は人任せ 今の時代、テレビのドキュメンタリー番組を真に受ける人はいないと思います。たとえノンフィクションと謳われていても、そこには一定の演出や仕込みがあることを、視聴者は“お約束”として理解した上で楽しむものです。 さて、先日私が見たド…

仕事と家庭 介護休業が始まって

自分のための介護休業 介護休業に入って1週間が経ちました。妻は、たびたび私に対して、会社を休ませることになってしまい申し訳ないと口にします。休業は、私が後悔しないために自らの判断で決めたもので、誰かに強いられたものでは無いと妻に何度となく説…

自尊心と虚栄心

プライドが許さない 週明け月曜日から、妻の自宅療養のため介護休業に入ることになりました。妻は先週水曜日に左乳房の摘出手術を終えました。コロナの感染予防のため、手術直後に5分間だけの面談が許されましたが、あとは退院日まで直接話をするのはお預け…

空回りする多様化 (2)

空中分解 「ワークライフバランス」、「シルバー人材の活用」、「女性社員の活躍支援」の3本の柱を掲げてスタートした多様化プロジェクトでしたが、一般職全員の総合職への転換は、当の一般職の消極的な反応からとん挫しかけていました。また、一般職を廃止…

空回りする多様化 (1)

形から入る多様化 多様性と言う言葉がもてはやされるようになって、私の勤め先でも人材や働き方の多様化を意識し始めるようになりました。もっとも、これは、世の中の動きに合わせようとする試みであって、社内の必要性から発したものではありませんでした。…

心の対人距離

刻み込まれた嫌悪感 他人の不幸をほくそ笑む者がいます。誰かが歯ぎしりしたり、地団太を踏んだりして悔しがる様。それを見ることに喜びを感じる者がいます。 そのような人間は、人の苦しみを吹聴して回り、陰で悩める人間を嘲笑うことに喜びを感じているの…

不安な回遊魚

来年の桜まで 朝の散歩は、私にとって季節のうつろいを感じるための日課です。 在宅勤務開始以来、朝、小一時間ほど散策します。雨が降っていたら散歩はキャンセル。ルートはその日の気分で決めます。昨年の今頃は妻と一緒に朝の散歩を楽しんでいましたが、…

地位と名誉の値打ち (3)

当たり前だった昇格の終わり 組織の指揮命令系統は、意思決定を円滑に行うための枠組みであり、それぞれの役職に与えられた権限には責任が伴います。 役職が上がると給料も上がるのは、役職に応じた責任が重くなるためであり、個々人の能力や過去の実績の対…

地位と名誉の値打ち (2)

権限と権力の違い 過去の記事でも何度か触れましたが、今の若手社員や中堅社員の中には、管理職になることを望まない者が増えてきています。そこそこの給料をもらえれば良く、余計な責任は負わされたくないと言う考えが、彼らの世代に広がっているように感じ…

地位と名誉の値打ち (1)

幹部社員飽和時代 どこの世界にも、地位や名誉に異常に執着する人がいますが、会社と言う組織の中にも肩書に拘る社員が少なからず存在します。 私が入社してから20年近くの間、会社は年功序列を維持しており、同期入社はほぼ同じ時期に昇給昇格していました…

就職活動考 漂流するモチベーション

目的無き将来 下の娘はこの春から大学3年生になります。私は娘から、どこの会社のインターンシップに参加すべきか相談されましたが、現役の就活生ではない私がそんな相談に乗れるはずなどありません。娘はやりたいことが見つからないと言い、やりたいことを…

在宅勤務の逃げ場 (2)

心の悲鳴を聞く 風邪で熱がある時に無理やり出社しても、パフォーマンスが上がらずに、かえって風邪をこじらせてしまう - 若い時の私は、そのようなバカなことをしていました。しかし、当時は、“風邪ぐらいで”会社を休むなど弛んでいると考える風潮が強い時…

在宅勤務の逃げ場 (1)

ある若手社員の不調 この記事を書いている2月28日現在、東京都は依然として緊急事態宣言下にあります。私の勤め先では、社員に対して不要不急の出社は避け、原則として在宅で業務を行なうよう指示出ています。 人事部では全社員を対象に、定期的に在宅勤務に…

雑談と沈黙

雑談を通して見える人柄 前回の記事で、私の勤め先で行なっている「コミュニケーションタイム」について触れました。 lambamirstan.hatenablog.com その導入当初、ある打ち合わせの後に、別の部の課長から言われたことがあります。「何かの拍子に口をついて…

雑談も仕事のうち?

雑談せよ 私の勤め先では、昨秋辺りから各部での「コミュニケーションタイム」を奨励しています。「コミュニケーションタイム」とは、何ということは無い、部の人間同士で雑談をするだけのことです。 在宅勤務が主流となり、オンラインの打ち合わせや会議以…

リタイア準備とのんびり休日

緊張感からの解放 去年の後半から手掛けていた大きなプロジェクトが一段落して、今月初めに私は部長の職を解かれました。妻の闘病生活が始まり、管理職の仕事を終わりにしたいと会社に伝えてから半年近く経ち、ようやく肩の荷を下ろすことが出来ました。 つ…

転職志願 群れから個へ

プレゼンマシーンの本音 昨年の春まで私の部下だった社員が会社を辞めることになりました。このご時世、退職の挨拶に社内を回ることは出来ないので、残念ながら彼とは顔を合わせることなくお別れとなりました。私は彼から届いたメールに、月並みなはなむけの…

見える恥、見えない恥 (3)

見ていて恥ずかしい人 人前で恥ずかしい思いをしたくない - 自意識過剰な人ほど周りの評価を気にするみたいですが、会議でのプレゼンや質疑応答で多少失敗したところで、出席者はそのようなことをいちいち覚えていません。本人が恥じ入るほど周囲の人間は気…

見える恥、見えない恥 (2) - 追記あり -

自分の恥を認めたくない心 誰でも人前で恥はかきたくないものです。大勢の人の前で自分の失敗を嘲笑されたり、叱責されたりすれば、辱めを受けたと感じない人はいないでしょう。部下への注意も、上司への諫言も、人目のつかない場所を選ばなければならないの…

見える恥、見えない恥 (1)

恥と緊張 若い頃の私は、人前で話すことが大の苦手でした。社内会議での案件説明。話の段取りを何度も予習したにも拘わらず、いざ本番となった瞬間に頭の中が真っ白になる。しどろもどろになって、暗記した“セリフ”をロボットのように話すだけで精一杯でした…

人間関係のトリミング

付き合いを断って身軽になる 仕事上の人間関係と異なり、プライベートの生活では、渋々付き合わなければならない相手はそれほど多く無いのかもしれません。 しかし、親類縁者や隣人、子どもの学校関係者など、厄介でも付き合わざるを得ない関係は存在するも…

人脈と信用力

数に頼る信用力 仕事でもプライベートでも、良好な人間関係を欠かすことが出来ません。私のこれまでの経験では、仕事上のストレスは、仕事そのものの負荷よりも人間関係の悩みに起因するものの方が多かったと言えます。相対する人との関係で、相手を信用する…

責任感と言う呪縛

責任感に縛られる 職場で信用を勝ち得るにはどうしたらいいのでしょうか。少なくとも、与えられた仕事を途中で投げ出してしまうようだと、次の仕事は回って来ません。周囲からの信用を得るための近道は、コツコツと結果を積み重ねていく以外ありません。 仕…

コミュニケーション不調 (2)

暗中の探り合い コロナ禍以前の職場では、同じ部署の面々の様子は嫌でも目に入ります。部下の仕事ぶりを見れば、その日の調子も分かります。しかし、在宅勤務が基本になってからはそうは行きません。毎日の定例のミーティングも、仕事の進捗状況を報告し合う…