和尚さんの水飴

老後の前のハッピーアワー

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事の出来ない人 (2)

見切りをつけた人 (2) 多くの会社で、新卒を採用する際には筆記試験や数回に亘る面接を実施しますが、それを勝ち抜いてきた新入社員は、そこそこ“つぶ”が揃っているはずなのです。 それでも、ときたま“使い物にならない新人”が出てきてしまうのは、ほとんど…

仕事の出来ない人 (1)

壊れた人 とても優秀で周囲からの評判も高かった社員が、何かをきっかけに中心的な役割から外され、以後成り下がったまま会社人生を終えてしまうことがあります。 向いていない仕事を無理やり任されたり、火中の栗を拾わされたりと、本人にとっては災難とし…

雑感 ワクチン接種完了ほか

ワクチン接種完了 今週、妻と2回目のワクチン接種を受けてきました。1回目の時と同様、妻の方はこれと言った副反応は出ずに済みそうですが、私の方は接種日の夜から発熱と倦怠感に悩まされています。 幸い、今回は予め解熱剤を用意していたので、深刻な高熱…

やりがいのため、お金のため (2)

とん挫したシルバーシンクタンク 来月から一緒に仕事をすることになったMさん。私が余計な先入観を抱いていたことを詫びた際にMさんが“仕方の無いこと”と言ったのは、所在の無い再雇用嘱託が多い現状を誰もが知っているからでした。 若手・中堅社員の自己都…

やりがいのため、お金のため (1)

シルバー人材の使いづらさ 私とペアを組んでいた若手社員が会社を去り、部内で法務・契約関連の仕事を引継ぎする相手がいなくなってしまいました。私がこの部署にいる間は仕事が滞ることは無く、いよいよとなれば、全てコーポレート部門に丸投げすることも可…

安易な逃げ道の後始末

自分に吐く嘘 以前の記事で、人を傷つけないための“事実を告げない”嘘について触れたことがあります。 lambamirstan.hatenablog.com 「嘘」と言うと、大概、事実と異なることを言ったり思ってもいないことを口に出したりすることですが、知っているのに知ら…

追い風と向かい風

道具としての人間関係 他者との間での諍い事をそのままにしておくと、その人との関係はおそらくそこで途切れてしまうことでしょう。プライベートな関係であれば、“嫌な相手とは付き合わない” で済ますのも、自分のプライドをかけて - そのプライドにどれほど…

感情センサー

安易なストレス解消 先日の記事で、年齢を重ねるにつれて涙腺が緩くなったと言う話を書きました。 私としては、何かを見聞きして感動するのは自然で、自分の周囲との関わりの中で感じたことをそのまま表現したり、喜怒哀楽を素直に表したりするのは、自分の…

人材流出 社員を繋ぎとめるには

止まらない人材流出 私の勤め先では、かつて、異動や退職の際には各フロアを挨拶して回るのが慣行になっていました。 自己都合退職者が増え、それと相まって中途採用者が増えるに従い、異動などに伴う挨拶回りは古いと避けられるようになり、コロナ禍によっ…

涙腺の緩くなった話

追想のBGM 若い頃に夢中になった音楽や文学はいくつになっても愛おしいものです。 音楽を聴くと言えば、私が10代の頃はまだレコードの時代でした。レコードを買い漁ったのは、中学から高校にかけてだったのですが、その時の流行りの曲よりもむしろ70年代の洋…

不幸のみちづれ

つらい経験と不幸せ 先日起こった電車内での殺人未遂事件。重傷を負った被害者について、報道によれば、容疑者はその服装が「勝ち組」っぽいものだったことを理由に挙げているようです。自分よりうまく行っていそうな誰かを傷つけても自分が変われるわけでは…

食事に感謝

野菜がたくさん 毎年、この時期は家族そろって夏バテ気味で、食事もあっさりしたものが中心になります。 昨年の今頃、妻の闘病生活が始まるまでは、体力維持のための朝夕の散歩を欠かさなかったのですが、夫婦そろって張り切り過ぎたせいか、かえって疲れを…

ワクチン接種

緊急事態の常態化 繁華街の人出に関するニュースを見ると、緊急事態であることをいくら強調しても、それが“普通”になってしまえば、自粛効果はほとんど見られないことが良く分かります。 数字だけを比べてみれば、昨年の同時期よりもはるかに事態は深刻化し…

仕事観の違い (2)

経歴調べ この記事は、私くらいの世代と若手社員との間での仕事観のギャップをテーマに書き始めたものですが、前半を書いた段階では、Hさんと突き詰めた話をするまでには至っていません。その点、記事のタイトルは私の勇み足的なものになってしまいました。 …