和尚さんの水飴

老後の前のハッピーアワー

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夫婦の生活は連帯責任 (2)

結婚後のお金のやりくり 結婚後に形成した財産は夫婦共有のものです。共働きでそれぞれの収入に差があったとしても、あるいは、夫婦のいずれかが専業主婦/主夫であっても同じです。夫婦は協力して生活を営むと言うことが前提となっているからであって、家庭…

夫婦の生活は連帯責任 (1)

家計の管理と夫婦の価値観 独り暮らしであろうと家族持ちであろうと、お金の管理を疎かにすると生活が破綻してしまうことは言うまでもないことです。 高収入が得られる会社に就職できても、リストラの憂き目に遭ったり、会社が倒産してしまう可能性だってあ…

能力と運

能力発揮の場はどこに この世の中、自給自足で生活している人や、親から事業や遺産を引き継ぐなどしてお金に苦労しないで一生を過ごす人は稀です。ほとんどの人はお金を稼がなければ生きて行くことは出来ません。 自営業で身を立てる人もいれば、会社に就職…

気遣いは家族のために

「倍返し」とはいかない現実 長い会社生活の中で、好き嫌いに関わらず様々な経験を積んできましたが、私は仕事で爽快な気分やカタルシスを感じたことはほとんどありません。入社時がバブル崩壊直後だったことと、景気の良し悪しで左右される業種ではないため…

夏休みの引きこもりプラン

Go To トラベルキャンペーンのジレンマ Go To トラベルキャンペーンは、コロナ禍によって大打撃を受けた旅行業界や観光事業の復興に向けて計画されたもので、当初は新型コロナが沈静化した後に開始される予定のはずでした(と私は理解していました)。 新型…

自分物語のラストシーン

埃を被ったエンディングノート 今年の初め、妻と私は自分たちのエンディングノートを作ることにしました。 (エンディングノート) その後、なかなか取り掛かれず、コロナ禍の中、足元の生活を考える方に気を取られ、いつの間にかエンディングノートはリビング…

イライラの芽(2)

自分を追い込まない 前回の記事で、自分に課せられた義務や課題、他人との意見調整など、プレッシャーや煩わしさが気の重さ、すなわちイライラの芽の種だと言う話をしました。 lambamirstan.hatenablog.com 仕事と私生活のバランスが保てれば問題は無いので…

イライラの芽(1)

すっきりしない日々 遡れば、小学校高学年の頃からでしょうか、「すっきりとした気分」でいられる日というのは、年に数えるほどしかないような気がしていました。先生に叱られたことを引き摺って、いつまでもうじうじ考え込んだり、友人のお願いを安請け合い…

外向けの自分

テンションを保つ難しさ 今月に入ってから、ずっと体調不良が続いていました。尾籠な話ではありますが、水分を排出できない状態 ‐ 排尿障害 ‐ が続き下半身に力が入らなくなってしまいました。いくつか病院を回り、尿路感染症と前立腺肥大の疑いということで…

親の思いと子の気持ち

親の背中 私たちの長女は、今年就職しました。自宅通勤なので、親の目から見ても、朝早めに起きる以外は学生時代とあまり変わりません。次女は大学2年生。今年はコロナ禍のため、まだ一度も大学へは行かず、オンラインで講義を受ける毎日です。 妻は、先月半…

衣食住の住

生活の場をどのように捉えるか 衣・食・住。生活を考える上でどれも大切な要素ですが、その中でも「住」は生活の基盤であり、家族の間でも、それぞれの価値観がぶつかり合う可能性の高いものだと思います。知人や会社の同僚がどこに住んでいるのか、どんな家…

使うお金のメリハリ

これからの時代の借金 いつの時代も、「一寸先は闇」なのは変わり無いのでしょうが、特に今年ほど ‐ まだ折り返し地点を過ぎたばかりですが ‐ その言葉を強く感じたことはありません。私が就職してからの約30年も山あり谷ありでしたが、今年は、コロナ禍によ…

人種差別デモ 何のための抗議なのか

略奪でガス抜き? 米国ミネソタ州の人種差別デモをしばらくチェックしていたのですが、ここ数日あまり大きく取り上げられることが無くなりました。 今回の発火点はミネアポリス市でしたが、抗議活動は全米の主要都市に飛び火しました。メディア等のニュース…

ニューノーマルが崩れていく

緊急事態解除後の緩み 私の勤め先では、まだ在宅勤務が続いているのですが、これまでの「不要不急の出社は控える」というものから、「自宅でできる仕事がある場合には、在宅勤務を推奨する」と一歩後退しています。 今週は事務所内の引っ越しがあったため、…